API1.1になったあとの,Twitterクライアント[Ubuntu]
前回の投稿でMBMの解説をしたが、そのときに書いていたように私はUbuntuを基本的に使っている。
Unityがでてから、重いだの使いにくいだのと言われているが、それはデスクトップPCに限ると思う。
ノートPCであれば、ショートカットキーが多く(他の環境でも割り当てれば関係ないが)マウスをほとんど頼ることなく使うことができ、WIn7に比べれば軽量である。
デスクトップPCであればマウスを使う人が多く、ショートカットキーも無駄になりやすい。私もデスクトップPCで使ってみたが合ってない。KDEのほうが合っている。
そんなことはどうでもよくて、タイトル通りTwitterクライアントの紹介をする。
Win環境のほうがクライアントは多く、導入のしやすさは圧倒的に上だが、Ubuntu(Linux)にも面白い物は多い。
以下に、自分が使ってみて面白いor使える、できるだけマイナーな物をクライアントを紹介する。
[mikutter]
みっくみくに(ry
初音ミクをマスコットとしているクライアント。
名前とコンセプトはあれだが、Linuxにおいては非常に使いやすいクライアントであるためメジャー。
個人的には一番使いやすいと思う。
多機能であり、ショートカットキーも自分で割り振ることができる。
マルチカラムでリストの管理もしやすく、UserStream対応である。
また、開発も非常に盛んに行われており、今後も期待できる。
デメリットとしては、多機能さ故の設定の面倒くささと、不安定さ(最近はだいぶ安定してる)。
・インストール方法
以下からダウンロード
http://mikutter.hachune.net/
以下のコマンドを入力
: $ sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
: $ sudo apt-get install ruby1.9.1 ruby-gnome2 libnotify-bin
: $ ruby mikutter.rb
最後のコマンドは、mikutter.rbのあるフォルダにて行う。
[gfeedline]
マルチカラムでUserStreamにも対応している。
多機能なmikutterとは違い、基本的にシンプルである。最近Facebookにも対応した様子。
見た目がシンプルなため、好きな人は好きだが、デメリットとしてショートカットキーの独特さがある。
ツイートウィンドウの表示がCtrl+Space、ツイートがAlt+Tである。
ツイートのショートカットキーとしては、Ctrl+Enter、Shift+Enterが多いため慣れる必要があるのが残念。
ここさえどうにかなれば常用できるが・・・。
設定ファイル弄ればいいのかな。
・インストール方法
以下からdebファイルをダウンロードし、インストール。
http://code.google.com/p/gfeedline/downloads/list
[Polly]
UserStream対応、マルチカラムで使いやすい。
このクライアントはバグがあり、ツイート画面をCtrl+nで開くのだが、すぐに閉じてしまいツイートできない。自分の環境だけかもしれないが・・・。
逆にそれがなくなれば、一気にメジャーになると思う。
というか、あまり話題にならないのはなぜ・・・。
アイコンはハッキリいってださい。
・インストール方法
以下からdebファイルをダウンロードし、インストール。
https://launchpad.net/polly
[earthquake]
Rubyを用いた、Terminal上で操作するクライアント。
ここ最近一番使っているクライアントでもある。
使い方が非常に独特で、使っていて面白い。また、カラーの割り当てによりTerminalっぽさはあまりない。
ツイートされた物に$aa,$abというようにアルファベットが割り振られ、それを用いて返信やふぁぼを行なっていく。
例)
Reply --- $aa Hello
Retweet --- :rt $aa
Favorite --- :favorite &aa
Conversation --- :thread $aa
といった感じである。
:favoriteと打つのはめんどくさいので、:fとするだけでふぁぼれるようにエイリアスを変更することもできる。
設定方法は今回は割愛。
・インストール方法
以下からzipファイルをダウンロード
https://github.com/jugyo/earthquake
[追記]
: $ sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
: $ sudo apt-get install aptitude libssl-dev
: $ sudo aptitude install ruby1.9.1-full
: $ sudo gem1.9.1 install earthquake
: $ earthquake
"sudo gem install earthquake"は、/earthquake-maste/bin/内ですること。
libssl-devをearthquakeより先に入れないと、起動のときにエラーを吐く?
gemでearthquakeを一旦uninstallし、libssl-devをいれてもエラーを吐くため、gemとlibsslの関連付けの問題っぽい。
Ubuntuの環境を再構築していたときに、自分は先に入れることで解決した。
[tw]最後に、earthquakeと同じようなTerminal上で操作するクライアント。
earthquakeはいちいち起動させないといけないが、twはそんなことしなくてよい。
例)
Post --- tw Hello
Timeline --- tw -tl
UserStream --- tw -st
といった感じで使う。個人的にearthquakeのほうが使いやすいが、つぶやくだけならこちらのほうがいい。
UserSteramを使いわけを-tlと-stでできるのが大きい。
しかし、UserStream中は別タブでつぶやかなければいけないのが面倒。
また、基本的にリプやふぁぼの仕方がわからない。
常用するにはearthquakeのほうがいいと思う。
・インストール方法
以下からファイルをダウンロード。
http://shokai.github.com/tw/
: $ sudo gem install tw
基本的にearthquakeと同じで、bin内で行う。
もしgemが使えない場合は、earthquakeと同じ手順を踏むことでインストールができる(私はeathquakeをインストールあとにインストールしたためできるはず)
以上で紹介を終わる。
あともうちょっとなクライアントが多い。
Pollyとgfeedlineには期待してるからアプデ頑張って欲しい。
GFeedLineの最新版ではCtrl+Enterで送信できるようになりました。よろしければお試しください。
返信削除いいですねー。
削除今度使ってみます。
実装ありがとうございます。
ついでに希望なのですが、最初に読み込むTLのツイート数を変更できるようにするか、過去のツイートをある程度遡ることができるようにして頂けると使い勝手がさらに良くなるかと思います。
よろしくお願いします。