2013年2月8日金曜日

CrunchBangの発熱対策

先月、CrunchBangの新しいバージョンがリリースされました。
CrunchBangは、Debianベースのディストリビューション。
WMにtint2とOpenboxを採用しており、独特の雰囲気と軽さがウリ。
Ubuntuとは違い茶色くないらしい・・・。
こっちは黒とグレーを基調としたカラーリングで厨ニ病心がくすぐられる。

実はこのディストリ、昨年の夏からインストールしてはアンインストールを繰り返していました。

理由として

・発熱がひどい。なので、ファンが周りっぱなしでうるさい。
・ibus系が起動しない。
・Winや他のディストリのフォルダだけでなく、共有用フォルダすら開けない。

など様々な理由があり改善を待っていました。
ずっと放置していたため、今回のリリースからかはよくわかりませんが、ついに発熱問題以外は何も設定せずに使えるようになった様子。

以下、発熱問題の対策

[参考URL]
[RESOLVED]Crunchbang runs much hotter than *buntus

まずはエディタでgrubの設定ファイルを開きます。
Terminalを開いて以下を記述

: $ sudo geany /etc/default/grub

今回は、Geanyを使っています。

というのも、よくデフォルトエディタとしてgeditが採用されていますが、CrunchBangはなぜかGeanyが採用されています。

grubの設定ファイルが開かれると、grubの設定項目の最初の方に、デフォルトであれば以下のような記述があります。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
これを以下のように書き換えます。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet i915.lvds_downclock=1 i915.i915_enable_fbc=1 i915.i915_enable_rc6=1"
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_osi=Linux"
保存後、Terminalを再び開いて以下のコマンドを記述

: $ sudo update-grubするとgrubがアップデートされるので、再起動すると上記コマンドが適用されます。

自分の環境では以上のことをすれば発熱を抑えることができました。

バッテリー持ちに関しては、Debian系にはJupiterがないのでデフォルト状態ではバッテリー持ちは悪いです。
動作は軽くキビキビしていて、Openboxの設定もデフォルトでバッチリされているので、バッテリー持ちの改善ができればメインで使えそう・・・。

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